アートプラザでは次世代の磯崎新を発掘すべく、大分にゆかりのある若手建築家による設計作品の展示をメインとした合同作品展を開催してきました。
昨年より建築家個人へと深く着目する「Pickup Architect展」をスタートしました。この展覧会では、建築家の目線でアートプラザや磯崎新について思考し、作品として展示します。
今回は「建築家が観ている世界を追体験できる」をテーマに、東京都を拠点に活動する川村翔と大分県を拠点に活動する室宏による2人展を開催します。私たちが日常的に触れているのは1/1の原寸の世界。建築家が表現する図面や模型には1/2,5,10,100,500・・・の縮尺の世界が現れます。
この世界を彼らがアートホール23.8m×22.0mに表現します。建築家の視点とこの会場ならではの世界をお楽しみください。
<出展者>
川村翔(カスミアーキテクツ一級建築士事務所代表)、室 宏(室宏アトリエ代表)
<展覧会概要>
開催日時:7月19日(土)~8月10日(日) 10:00~17:00
会場:アートプラザ2Fアートホール
入場料:無料
● 川村 翔(かわむら しょう) カスミアーキテクツ一級建築士事務所代表
1988年宮崎県生まれ
日本文理大学工学部建築学科 卒業
大分で建築設計を学び始め、東京の大学院、栗生総合設計事務所での実務を経て2019年に独立
東京下町の谷中を拠点に関東、地元宮﨑や大分の九州でも活動中



●室 宏(むろ ひろし) 室宏アトリエ代表
1991年大分県生まれ
大分大学福祉環境工学科建築コース 卒業
大分、福岡の建築設計事務所を経て2022年に独立
大分市上野丘にある築37年のマンション1室を自宅兼事務所としてリノベーションし活動中


