60’sホール

60’sホールについて

奥に向かって2階段に上昇してゆく床面と、重工な梁(はり)の架かる左右の広い壁面とが、独自の緊張感に溢れた空間を生み出しています。そして頂部の各所から降り注ぐ間接光が2・3階吹き抜けの大空間の表情を刻々と変化させていきます。このホールの設計に携わった60年代前半の磯崎の前衛的な思想を象徴するものだといえます。

ここは1960年代前半に活動した前衛芸術家グループ「ネオ・ダダ」を中心とする現代美術の作品を常設展示します。

現在開催中の企画展

ニューヨークへ

吉村益信の呼びかけによって結成された前衛美術家グループ「ネオ・ダダイズム・オルガナイザーズ」(以下、「ネオ・ダダ」)は、1960年に華々しい活動を展開したのち、メンバーの多くがニューヨークを目指しました。
1960年代のニューヨークでは、ポップ・アートが隆盛を迎えていました。また、若手前衛作家を積極的に紹介・育成する画廊の登場により、閉鎖的かつ独占的であったアート・ディーラーの世界も変化しつつありました。一方、当時の日本では、「ネオ・ダダ」のような前衛美術を取り上げる公立美術館や画廊、コレクターはごく限られていました。彼らは、日本で芽生えた前衛の動きを一過性のものに終わらせないため、 前衛芸術によって生計を立てる可能性を求めて、ニューヨークへと向かったのです。
本展では、ニューヨークに挑戦した「ネオ・ダダ」作家たちの作品を紹介します。

「ニューヨークへ」開催概要

会期:2026年2月18日~2029年3月末(最長)
観覧時間:午前9時~午後10時
休館日:年末年始(12月28日~1月3日)のみ
観覧料:無料
会場:アートプラザ2F60’sホール
展示リスト:アートプラザ常設展「磯崎新のデザイン術」「ニューヨークへ」作品リスト